2024年6月25日
昨夜父からギフトボックスが届いた。そうめん、水菓子、ゼリー、アイスコーヒー、カルピスのギフト!ありがたい。ゼリー類は冷凍してみた。いつも珈琲入れて氷で冷やして手間だったのでアイスコーヒーもありがたい。素麺はつゆもついててありがたい。水菓子は早速2個食べてしまった。大事に食べよう。
昨日友人とLINEをしていて、貧乏人ばかり子沢山でいい遺伝子が残らんとかいうけしからん発言をされ、かなりやり取りをした。そりゃあ金があったら教育が十分受けられるからでしょうが。いや義務教育がある、とか反論されたが、高校も大学も無料にしないと平等ではない。貧乏なお家に生まれたら環境が整っていないだけで、みんな素地はある。それをあんな言い方をされて腹が立った。そりゃあ年間200万円の美大に通わせてもらえるだけの財力のあるお家に生まれたから、給食代も払えないお家があるとか想像もできないのだろう。やだわやだわ。アーティスト仲間には借金をして美術大学に行きその後留学もして(ヨーロッパの学費は無料だからだと行っていた)学んだ立派な人もいる。だからお家が貧乏でもガッツがあれば勉強はもちろんできるけど、教育が平等だったら国はもっと発展するだろうに。
それにいい遺伝子を残さないと、なんていう発想がもう恐ろしい。優生保護法の思想やんか、怖すぎる。わたしは2009~2011年にかけてFICWというハンセン病回復者村でもボランティア活動に参加し他ことがあり、日本では国立ハンセン病療養所の大島青松園、長島愛生園、菊池恵楓園で回復者の方達にお話を伺って勉強をさせていただいた。特に青松園には当時近くの島で働いていたため、毎週通わせていただき、一泊二日で島でのんびりと過ごしながら、仲良くなったご夫婦にお話を聞き、旦那さんはキリスト教徒で奥さんは仏教徒で、それぞれの信仰の仕方を教会やお寺で見せていただいたり、楽しい時間を過ごした思い出がある。基本的には中国、韓国、フィリピンなどの回復者村でのワークキャンプを行う団体で、韓国には2度だけ参加させてもらったりもした。本部は奈良県にあり月に一度そこに集まり学生たちが勉強会をしている団体だった。わたしはそこで、何よりも優生保護法というありえない法律が1996年まで続いていたことに驚愕した。熊本県の菊池恵楓園で出会ったおばあさんは堕胎させられたため人形を我が子のように大切にしていて、その人形の魂が宿ったような表情が忘れられない。ハンセン病が遺伝病ではないことは1931年には分かっていたことなのにこのような断種、堕胎というようなことが行われてきたことは理解できないし、1941年にはアメリカで新薬プロミンが使用されるようになって、ハンセン病は治る病気となったと学んだ時、なぜ日本は1996年までこのような法律のもと差別を続けたのだと怒りしかなかった。治る病気を治そうともせず、隔離して患者同士て看病をさせていた。大島のSさんは、軽傷の患者が重病患者をお世話をして、毎日血まみれの包帯を冷たい井戸水で洗うのが辛かったと話されていた。そしてたとえハンセン病が遺伝病であったとしても、断種、堕胎など許されないと思う。わたしはある一時期、こうやって深く回復者の方達と関わり話を聞くことができたから、とにかく友人の発言は許せないものだった。でもわたしも深く学ぶ機会がなければ思うことがなかったのだろうか?だからこそ学ぶということは本当に大切だし、学生でなくても学ぶ機会はいくらでもあるし、2009年〜2011年頃のわたしはまだ二十代と若かったけれど、十代の学生たちに混じって、大学も行ったことがない中、大学生の雰囲気に馴染めなかったけど一人で飛び込んだこと、間違ってなかったなと思う。
なんだかめちゃくちゃハンセン病について語ってしまった。昔のパソコンの中に当時のデータがあり、去年アーティストの友人がデータを救出してバックアップしてくれたものがある。また見直してみようと思う。
大好きな詩人、明石海人の「白描」序文を貼っておきます。http://web.thn.jp/kaijin/
さてやっと日記に。今朝、久しぶりにハズレの夢を見た。デイビゴは悪夢を見る副作用で有名な眠剤だが、わたしは割と変な夢を見ることが多く、悪夢ってどんな夢を見るんだろう、と思っていたが、今朝の夢は悪夢としか言いようがなかった。夢見が悪すぎて起き上がることができずに、まるで金縛りにでもあったかのうように(実際にはベッドの上では動けるのだけれど)どうしても起きれず、昼過ぎまでベッドの上にいた。とてもリアルな悪夢だった。抽象的なモチーフとして出てくる梯子も恐ろしかった。内容は書かないでおきたい。
起きてオムライスを作ろう、と思ったがケチャップがないのだった。しかも外出する気力がない。家にいながらめちゃくちゃ安くケチャップが手に入る裏技がないだろうか、とアホみたいなことを考えていたら、あった。ウォルトという配達アプリの初回特典を使えば600円オフでスーパーマーケットの商品が買えるという裏テク。早速検索してみると、近くのスーパーの商品を1000円以上注文するとこのクーポンが使える。商品は実際にお店で買うよりも割高になっているが、600円オフだとそれでも安いのでは、と思ってアプリを登録してみた。昨日現金が足りずに買えなかった砂糖と小麦粉とケチャップをカゴに入れようと思うが、砂糖がやたら高い。400円近くする。う〜ん、と考えて、1000円丁度になる組み合わせを試行錯誤してとうとう注文ボタンを押した。会計金額は手数料など入れて500円くらいだった。15分くらいで商品が届いた。商品は外に置いてある自転車のカゴに入れてもらったので、通知でそれを知る。めちゃくちゃ早い、ありがとう配達員さん。いそいそと商品を取り出し、袋を開けてみると、小麦粉とケチャップが二種類。わちゃ〜、間違えた。あれこれしてる間にケチャップを二種類注文してしまっていた。やらかした。まあ日持ちするからいい。500円くらいって、店に買いに行ったら多分このくらいの金額で買えるから安くもないのだけれど、とにかく無事ケチャップをゲットした。炊飯器でお米を炊く。冷凍してある鶏肉を解凍し、フライパンで油と刻んだ生姜を温める。玉ねぎを炒めて、解凍した鶏肉とピーマンを投入、岩塩とケチャップで味付け。炊けたお米とさっくり混ぜてボールに移す。フライパン洗い、卵を2つ溶く。フライパンに油を引いて温め、卵を焼いて、木皿にケチャップライスを盛り卵をつるんと滑らせてケチャップをかけ、ついに完成。フライパンをゲットして食材を揃えて、やっと念願のオムライスを作れた。美味しくできました!食べ終わると汗だく。この部屋は陽が差し込まないのでとても涼しいのだけれど、汗がダラダラ。FEELCYCLEの運動を4月に始めてから汗っかきになった。代謝が良くなったのだろう。料理をしながら洗濯機の上に本をのせて、今日は文藝夏号の山下紘加さんの「わたしは、」を読んでいた。若者言葉(とかいう古臭い言い方しかわたしには表現できない・・・)が多用されていて初めはとても読みにくかったけれど、ストーリーが進むにつれてバラバラの登場人物が少しずつ重なり合っていき面白かった。よくできた構成になっていて、なるほどとなる。
そんなこんなで夕方になる。今日もまたFEELCYCLEに行っていない・・・明日から月末までに3回行ってチケットを消費しないと無駄になってしまう。明日は必ずや・・・。

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