2024年6月23日
昨日の午前中に、ニトリで注文していたフライパンが届いた。ついにフライパンをゲット、炒め物ができる生活にレベルアップした。引越しの際に使い古してしまったお玉、フライ返し、木ベラを処分していたので、それらも購入したのだけれど、お玉が二つ届いている。キーボードの操作を間違って二つ注文してしまっていた。くそう。
今日は一度も目覚めることなく、起きて時間を見ようとスマートフォンを触ると電源が切れていた。それで置き時計を見ると13時。めっちゃ寝たな。久しぶりにお酒をたくさん飲んで帰り、昨日は深夜2時くらいに就寝した。いくら遅くに寝ても台所からの朝日でいつもだったら目が覚めていたけれど、雨で火がかげっていたためだろう。
昨夜寝る前にニトリから届いた段ボール箱を開けて、フライパン、蓋、卵焼き器、木べら、フライ返し、お玉二つを袋から出して洗剤で洗った。洗いかごに伏せてあったものが乾いたので起きてすぐに片付けたのだけれど、早速収納場所に困った。シンクしたのスペースに入ることは入るのだけれど、フライパンは立ててもっとコンパクトに収納したい。引越しの際にブックエンドを捨ててしまったことが悔やまれる。お玉類を立てておく物も必要だが今はないのでとりあえず全部フライパンの中に突っ込んでそのままシンク下に入れた。昨日洗濯をしていなかったのでたまっている洗濯物を洗濯機に入れて回す。その間に湯沸かし器でお湯を沸かし、珈琲を淹れた。今日は小雨が降っているので外に干すことができないので、風呂場のポールにハンガーを吊るして干した。風呂場が広くて助かる。小雨だったので傘を刺さずに近くのコンビニに行き、煙草と切手とのど飴を買う。起きた時からのどが痛かったのだ。だったら煙草を吸うなよというツッコミは横に流し、のど飴を舐めながら近所の駐車場で煙草を吸った。
部屋に戻ってから再々再配達の依頼の電話をかける。また雨の日になってしまい申し訳なさすぎる。ヨドバシカメラのポイントを使って無洗米2キロを800円で購入したものを何日も受け取れずにいたものだ。このお米と素麺、即席麺を主食に、残ったお肉と野菜で今月末まで行けるだろう。昨日は飲み代に4000円も使ってしまい、財布の中にはあと2543円。あと金色の小さな亀の形をした銭亀のお守り。煙草一箱14本入りが420円。毎日二箱買っていたら3日も持たない。なんとか禁煙をしなければ、と思いつつもすでに珈琲を飲んで煙草を吸って本を読んで残り5本になっている。意志が弱すぎる、弱すぎる。黄金町にいる友人から昨日からラインが入っていて、今日東京に来るから会えないかという内容だったがお金がないので既読のままになっている。彼女とのやりとりはいつも英語のため、ラインを一つ読むのにも返すのにも時間がかかってしまう。その上お金がないから、なんて理由を送ってしまえば気を使わせてしまうだろうし、なんと返そうかと考えあぐねているうちに3時。とりあえず、google翻訳の窓に「今日はごめん、また連絡するね!」と打ち込み、「Sorry for today, I'll contact you again!」と送信した。こんな簡単な英語すらできない(スペルがわからない)ために、毎回翻訳機を使っている。それでも紙の辞書が必要だった時代に比べたら容易いことなのに、面倒くさがっていつも返信が遅れてしまう。直接会って話をするときは簡単な英語と身振り手振りでなんとかなっていたけれど、メッセージを送り合うコミュニケーションは苦労してしまう。彼女はとても優秀なキュレーターで、来年にはドバイでの美術館での勤務が決まっている。年間を通してあちこちの国に滞在していて、本当に立派だなぁといつも思う。彼女が運営しているインドネシアのスペースにも何度も招待してくれているのに、お金を理由に断り続けてしまっている。(パスポートがない、という言い訳をしてお金がないとは言っていないのだけれど)そんなふうに声をかけてくれるのも今だけかも知れないし、お金を理由に機会を逃しているのだろうか、と昨日の友人との会話を思い出す。
今日は文藝夏号の遠野遥さんの「AU」を読んだ。最近お気に入りの場所、洗濯機の上に本を置いて読んた。ここは外の光がよく入り、自然光が目に優しく本を読みやすい。洗濯機の両側に手をついて、立ったままプッシュアップの動作(腕立て伏せ)をしながら読む。遠野遥さんの小説を読むのは「教育」依頼だった。「教育」は全く読み進まず、ただ不快な感情だけは身体中にまとわりついて、読後もその世界観に支配され、とうとう本を古本屋に売り払った。そんなわけで嫌厭してしまっていたけれど、この短編はめちゃくちゃ面白かった。まだデビュー作の「改良」も芥川賞を受賞した「破局」も読んでいないし、今度図書館で借りてみようと思う。特に、洗濯機の上でプッシュアップをしながら読むには最適の文章だった。「AU」では登場人物が性行為をしながらM-1について雑談をしたり、行為の後に寄付をしたりする。性的なことをただ羅列するだけの文章、または喫茶店で雑談をしているだけの描写なら読者は飽きてしまって途中で読むのをやめてしまうということを遠野遥さんはよくわかっていて策略的にこういうスタイルなんだろう。それをこれでもかと凝縮したようなものが「教育」の、校則に毎日射精をする(セックスをする、だったか?)ことが定められているという設定だったのだろうか、あれは本当にわたしには性描写がどぎつすぎて(わざと嫌悪感を抱かせる書き方としている)無理だったけれど・・・
そういえば昨夜、ガジュマルの木にナメクジがひょっこり現れた。お釜の縁に張り付いていたのをガジュマルの葉の上にのせた数日前から行方をくらませていたけれど、まだガジュマルの木にいたのか。可愛いのでそのままにしておいたが今朝起きた時(昼だけど)にはもうは姿がなかった。
今日も結局FRRLCYCLEの予定をキャンセルした。どうしよう、あんなに毎日のように通っていたのに、全く行かなくなっている。行くともちろんめちゃくちゃ楽しいのに、出不精すぎて億劫になっている。明日は予定がある。正午過ぎに動物の保護施設に行ってボランティアスタッフになる面談を受けることになっている。動物が飼いたいけれど飼えないフラストレーションから、ジモティのボランティア募集を見て見つけた、保護猫のシャルターのお掃除のボランティア。動機が不純かもしれないが何でもよかった、動物と触れ合いたい。その面談が終わった後、抽選にもし当選していたら法テラスの無料オンライン相談に参加する。抽選結果のメールがまだ来ていないから、ダメだったのかもしれない。法テラスの電話窓口は何度かけても混み合っていて繋がらなかったので、仕方なく無料オンライン相談会に応募したものの、これも抽選だというので、なかなか狭き門だ。それだけ困っていること(借金のみならず、家庭の事情やら何やらあるのだろう)がある人が、横浜よりも都心部の方が多いということだろう。横浜ではすぐに電話、つながってたし・・・
昨日友人にもらったスパイシーなクッキーをポリポリ食べながら(美味しい!)4時になる。そんなにお腹は空いていない(クッキー食べてるので)けれど、お湯を沸かしてインスタント味噌スープを食べる。せっかくフライパンが届いたのにまだ使っていないという天邪鬼。お米が届いたら炊いて、お肉と野菜を炒めよう。
3時半、お米が届いた。ありがとう配達員さん!本当にすまなかった・・・ありがたく米を開封し、炊飯する。冷蔵庫から残り野菜(ピーマン、しめじ、なす、リーフレタス、生姜)を取り出し、冷凍してあった鶏肉は思い切って小分けを二つ、レンジで解凍する。生姜を千切りにして、いよいよフライパンを火にかける。オリーブ油を温めて生姜を投入。木べらで炒めて、解凍した肉と野菜を炒めて岩塩とだし醤油で味付けをする。
炊けたご飯をお茶碗に注いで、お気に入りの木製の丸いお皿に炒め物を乗せる。グラスを氷いっぱいにしてウイスキーを半分。完璧な夕ご飯ができた。炒め物は予想以上に美味しくできた。とはいえ、今の所調味料が乏しく、塩と醤油、オリゴ糖、だし醤油、酢、味噌、出汁の素を駆使する他ない。そうなると洋風の味付けが出来ないのだけれど、フライパンがある今、卵を買ってきてオムライスを作りたい。来月になったらケチャップとコンソメを買おう。そういえば卵焼き機を買ったのに、卵がない。卵焼き機は引越し前も5年間欲しかったもので、でもIH生活だったため、のIHクッキングヒーターで卵焼きって難しくないか?と思い購入することがなかった。明日卵は買おう。来月は小麦粉と砂糖も買って、時々クッキーを焼こう。おやつを常備しておけば、意味不明に夜な夜な即席麺をまるで袋菓子のように、そのままポリポリ食べることも無くなるだろう。
ここまで散々貧乏くさい食生活を書いておいてなんだが、何とさもしいのだろう。無駄使いをやめれば全然普通の食生活を送れるくらいの生活費(7万円)はもらっているのに、アホな使い道を選択しているあまり、こうもさもしい人間となってしまった。しかし今月は引越してきて、新しい生活を整えるために必要な出費が、洗濯機、自転車、調理器具だった、仕方ない。仕方なくないのは煙草である。
そうこうしているうちに法テラスから予約が取れたという知らせが届いた。よかった。債務整理債務整理・・・
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